2008夏 東北湯めぐりツーリング その1
期間 平成20年8月12日から17日まで
使用バイク BMW F800ST
走行距離 2002km
給油量 75.31L
平均燃費 26.5km/L
基本的な走行 制限速度+10kmをめどに度々+α、時々+α+β、数回+α+β+γ
姿勢 で無事故・無検挙運転を心掛ける
費用 概算12万円 フェリー代 30000円 新日本海フェリー
10000円 なっちゃんワールド
高速代 約20000円 ETC使用の為概算
宿泊費 35000円 4泊
燃料代 13600円
雑費 11400円 入浴料・食事代など
ナビ ガーミンZUMO550
ヘッドセット b+com
8月12日(1日目)
今日は仕事。午後5時、いつもより1時間早く帰宅し家内が用意してくれていた着替えを左のバニヤケースに積み込む。右側には常時積んであるレインスーツ、レイングローブ、パンク修理キット、盗難防止ワイヤの他に折り畳み傘とスニーカー、予備の皮手袋を追加で積み込む。タンクバッグにはツーリングマップルRと最も大事な露天風呂&立ち寄り湯の北海道版と東北版を積み込み逸る心を抑えつつ午後6時30分自宅を出発。
阪神高速北神戸線白川南ICから高速に入り中国道、名神高速へと走って行く。
途中2回のタバコ休憩をはさみ(ヘビースモーカーです)午後8時大津SAで夕食。
その後またまた2回のタバコ休憩をとりつつ米原JCTから北陸道へ入り敦賀ICを出てからフェリー乗り場の場所を間違えたが(GPSにセットした場所が違っていました。GPSは違う場所へでも正確に導いてくれます)午後11時、乗船するフェリーすずらんは翌1時30分出港なのに早めに新日本海フェリー乗り場へ到着
すでに15台ほどのバイクが荷物満載で並んでいました。乗船開始時には30台ほどのバイクが北の大地を目指しています。(本日の走行225km)
8月13日(2日目)
いつも通り朝6時目覚めるが今日はずっと海の上。昼寝をしたり北京オリンピックの衛星放送を見たりしていると午後2時には竜飛岬沖を通過中とのアナウンス。いよいよ北海道が近づいてきた。
午後8時30分定刻に苫小牧東港へ入港する。バイクの下船は最後との事で8時50分にやっと下船するが4輪はもう1台も残っておらず、とりあえず国道方面らしい方向へ走りだすとナビが正確にルート案内を始めたので安心してナビ様の指示通り国道235号で途中コンビニにて夜食を調達し(セイコーマートではありません)本日の宿ドーミーイン苫小牧に午後9時30分到着。(本日の走行27km)
8月14日(3日目)
午前8時出発。ホテルを出てすぐ国道36号から国道276号へ入り支笏湖を目指す。
しばらく走るといきなり北海道らしい直線道路。地元ナンバーの車はかなりハイペースで先頭を走らず地元車に追従する。途中雨が降り出したので雨具を着て走行し、支笏湖畔道路に入ってもまだ降り続くが美笛峠を越えると雨が止んだ。道の駅フォーレスト276大滝で雨具を脱ぎ煙草休憩をしていると次々とバイクが入ってくる。隣へ止まった北行のハーレーのライダーと情報交換する。峠を越え支笏湖は雨と伝えると洞爺湖はまだ降ってなかったとの事。雨具を着ずに出発する。国道276から国道453へ入り蟠渓温泉・長流川岸のオサルの湯を探すが見つからず地元の人に場所を聞いてやっと到着する。地元の老人が一人入浴していたので挨拶をして野天風呂に入浴する。
自然の中の天然温泉を満喫し洞爺湖畔をとおり有珠山と昭和新山を見物する。湖畔道路からはサミット会場となったウインザーホテルが正面の雲がかかった山上に見え隠れしている。三豊トンネルを通り蛇田洞爺湖ICで道央道に入る。不思議なことに地元ナンバーの車は一般道とあまり変わらない速度で走行している。高速道路用ハイスピードなのは他府県ナンバーの車ばかり、長万部ICで一旦高速を降り国道5号から道道842に入り12時20分二股ラジウム温泉に到着、早速露天風呂に入る。湯船から巨大な石灰華を眺めながらゆったりと入浴する。13時大沼経由恵山に向け出発、長万部ICから再度道央道に入り終点の八雲まで噴火湾沿いに快適なツーリングを満喫する。残念なことに曇り空、晴れていればもっと気持よく走れただろう。国道5号はちょっと車が多いがスムーズな流れ。森町に入ってすぐの大規模ドライブインで遅めの昼食をと思い立ち寄るとなんとウニ丼があるが3000円也、思い切って注文するがその美味しさに大満足、豪華な昼食でした。
大沼の手前でホクレンのGSを見つけ給油するが今年はホクレンフラッグの配布は無いようで代わりにホクレンの北海道マップが抽選で当たる応募用紙を頂く、経費節減か?。大沼公園から鹿部に向かうべく道道43に入る頃から道路にも霧が掛ってきて駒ガ岳は全く見えず雨も降ってきた。海沿いの国道278号は雨でもありガラガラでハイスピード走行し16時20分恵山北側の水無海浜温泉に到着するがここは干潮時しか入浴できず、今日は午前中が入浴時間だったようで湯船は海の中、入浴をあきらめ函館に向かう。
国道278は雨天走行で注意しながら走行し函館市内に入り駅前交差点を右折しようとした瞬間、路面電車の線路を跨ぐ際、時速10km以下のローギヤアイドリングスピードで交差角度を大きくつけ細心の注意をして通過していたつもりだったが後輪がスリップしあっという間もなくころりと転倒、気がつくと180度向きが変わっていました。時刻は午後6時、人通りの多い駅前繁華街の横断歩道そばでの転倒は格好悪かったが誰も知った人がいない旅先での出来事、幸い車体のダメージも擦り傷だけで身体も右ひざを軽く打撲した程度ですみ、冷静さを装いながら引き起こそうとしていると20代位の息子と同年齢位の若者が「大丈夫ですか」と言いながら雨の中、手助けしてくれました。名前も聞く暇がなかったが改めてお礼を言います。 あ り が と う 。
歩道側へ駐輪し何も無かったように東日本フェリー乗り場へ向け出発する。
18時20分函館フェリー乗り場に到着、19時30分発のなっちゃんワールドに乗船し青森港まで2時間、取り外したナビで見ると時速65kmでの航海、さすがに早く揺れも少ない。
ちなみに新日本海フェリーの高速フェリーは時速50kmとアナウンスがあった。21時30分青森港到着後、本日の宿 駅前のルートイン青森に21時45分到着。北海道は、道南の一部分の走行でしたが北の大地の雰囲気をしっかり感じ取り、次回は本格的に北海道を満喫するぞと心に決めた。
(本日の走行424km、海上約100kmは含みません)